みなさんこんにちは。

こんな疑問を解決します。
Z会の通信教育は主に難関大受験生に定評のある通信教材です。
私もZ会を高校2年から受験まで受講して、現役で東大に合格することができました。
この記事ではZ会の王道と言える通信教育だけで、大学受験を突破することはできるのかということを考えていきたいと思います。
目次
Z会の通信教育を簡単に紹介

Z会の通信添削は1930年代に誕生し、「百の聴講よりも一の実践」をモットーとし、80年以上受験生に支持されてきました。
特に東大、京大といった難関大への実績が非常に高く、合格者数を伸ばしてきました。
難関大学の受験対策なら Z会の通信教育
Z会の教材はざっくり「本科」と「専科」、「特講」に分けられます。
具体的には
Z会の強みと言えば以下の3点です。
教材の質の高さは経験者の私も大いに感じました。
「全く見たことないわけではないけど、今まで通りでは解けない」
そんな考えさせられる問題が多く、思考力を鍛えることできました。
そしてZ会と言えば添削指導です。
毎月添削課題というものがあり、問題を解いて提出すると1週間後くらいに添削された問題が返送されてきます。
問題が解けていても解けていなくても真っ赤になるほどコメントがついています。
できなかった部分はもちろん、できた問題でも気を付けるべき点や、他の解法、考え方など、とにかくたくさん書かれています。
さらにZ会は通信教育なので気軽に始められ、とにかく費用が安いです。
1科目1か月で5000円ほどで受講でき、コストパフォーマンスが高すぎです。
そんな素晴らしいZ会ですが、果たしてZ会だけで大学受験を突破することはできるのでしょうか??
結論:Z会だけだと大学受験突破は厳しいです

冒頭に示した疑問に対する答えになりますが、残念ながらZ会だけだと大学受験を乗り越えることは厳しいです。
たしかに、Z会だけで大学受験を突破できれば非常に効率が良いのは間違いありません。
しかし、現実はそんなに甘くないです。
もちろん、Z会の教材やコスパの高さは文句のつけようがないものであることは一言添えておきます。
Z会だけで大学受験を突破するのが難しい理由

それでは、Z会だけで大学受験を突破するのが難しい理由を解説します。
問題数が足りない
Z会は月に2回教材が送られてきます。
まずは教材の問題を解いてみて、最終的に添削課題を解いて発送して、添削をしてもらう、というのが一般的な流れです。
しかし、毎回の教材のボリュームはそれほど多くありません。
勉強するうえで大切なことは、とにかく問題を解いてアウトプットすることです。
たしかに、Z会の問題は非常に練られていて、1問で市販の問題集の数問分は学べることがあります。
しかし、絶対的な問題数が足りないというのが受講者の私も感じた率直な意見です。
後述するように、Z会の問題数の少なさを補う手段が必要です。
基礎の部分が抜けてしまう
Z会は基本的にハイレベルな教材で、一定の基礎知識は持っていることが前提の教材です。
そのため、Z会だけに絞ってしまうと、本当に基礎の部分が抜け落ちてしまうことがあります。
特に、以下のような人は要注意です。
難しい問題が解けても、基礎の部分ができていないと、あるレベル以上の問題につまづきます。
基礎の勉強を学校の授業や他の教材で補う必要があります。
Z会と何を併用すれば効果的か?


ここでは、Z会と併用するおすすめアイテムを紹介します。
結論から言ってしまうと、普段使っている問題集で十分です。
普段の勉強は問題集で、勉強した分野の実力確認はZ会の添削課題で、といった形です。
たいていの問題集であれば、Z会ほど難しい問題ばかりではないので、ひと通りこなすうちに基礎を固めることができます。
この方法であれば、かかる費用は問題集の費用とZ会の会費だけであり、コスパは最強です。
また、Z会と予備校を併用する人もいますが、問題演習をこなせるのであればこちらでもオッケーです。
ただし、この掛け持ちは予備校次第ですが、費用はそれなりにかかるので注意してください。
まとめ:Z会+αで大学受験は突破できる

この記事では、Z会だけで大学受験は突破できるかという疑問に答えました。
結論としては、Z会だけでは大学受験を突破することは難しいです。
これはZ会と合わせて、問題演習の積み重ねと基礎作りを併用することで解決することができます。
もちろん、Z会を受講する価値は大いにありますので、気になった方はまずは資料請求をしてみてはいかがでしょうか?
Z会の通信教育 資料請求
今回は以上です。
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