前回の「勉強方法がわからないを解決!自分にマッチした勉強方法とは?」で、勉強方法の5W1Hを紹介しました。
これから、それぞれの中身について詳しく紹介していきたいと思います。
まず今回は、What(何をやるか)の詳細を説明します。
関連記事はこちらです。
目次
勉強で大切なことは問題を解くこと
よく、勉強=教科書や参考書を読み込んで、重要なところはマーキングをして、、という人がいますが、果たしてそれで本番の問題が解けるでしょうか?
私の経験上、この方法だけでよい成績を収めている人は見たことはありません。
教科書はマーカーや付箋でびっしりで、それなりの時間を要したと思われますが、イマイチ結果に結びついていません。

時間をかけたのに、もったいないですよね。
ここで一度考えてみましょう。私たちは本番に何をするでしょうか?
(ここでは、あくまで学校での勉強や資格取得の本番を指しています。)
漠然とした質問のように感じられるかもしれませんが、答えはいたってシンプルです。
それは、「問題を解くこと」です。
学校での勉強だろうが、資格取得だろうが、結局は問題を解くことになります。
練習でできないことは本番でできない
例えばテニス(野球、サッカーでも同じです)でひたすら素振りの練習をしても、スイングはよくなるかもしれませんが、その状態で実際の試合で球を上手に打てるかというと、打てませんよね。
なぜかというと、練習と本番(ここでは試合を指します)では、やっていることが異なるからです。
練習 | 本番 |
素振りをする | サーブを打つ |
・・・ | レシーブを返す |
・・・ | ラリーをする |
上記の表で見ると明らかです。「素振りをする」は、本番の3要素すべてに関わる練習
ですが、実際にボールを打つわけでもないため、本番に即した練習にはなりません。
スポーツの例で説明しましたが、勉強においても考え方は同じです。
ではどうすればよいか・・・
ここまで読んでいただいた方はもうおわかりかと思いますが、要するに
「練習では本番と同じことをやる」ことが重要です。

本番は練習の繰り返しです。
冒頭で説明しましたが、本番とは、問題を解くことでした。つまり、勉強(=練習)でも問題を解くことに重点をおくことが大切です。
ここで注意したいことは、「本番と同じこと」だけではなく、先ほどの素振りのように、それらの素地となる練習も必要です。
勉強でいうと、基礎知識がまだ定着していない段階で問題ばかり解くことです。
これでは、当然問題の正答率は低くなり、効率が悪いだけではなく、モチベーションの低下にもつながります。
まとめ
今回の内容で「問題を解くこと」に重点を置く理由を理解いただけたかと思います。
しかし、上記でも注意書きしてありますが、それだけではなかなかうまくいかないのが現実です。
次回は、「インプット」、「アウトプット」という言葉を使って、普段の勉強では問題を解くことに加えて何をやればよいか、紹介していきたいと思います。
最近のコメント