皆さんこんにちは。
今回はTOEICで高得点を目指すためのテクニックを紹介します。
TOEICで得点が取れない理由は何でしょう?
もちろん、文法や英文の読解ができないという理由もありますが、多くの人の理由は
解答時間が足りないことです。
私も初めて受験したときは最後の10問ほど解けきれずに終わってしまいました。
その後、いろいろなテクニックを駆使して、最後まで解くことができるようになり、点数も800点以上(リーディングパートで400点以上)を安定して取れるようになりました。
英語の理解度アップも当然必要ですが、TOEICで高得点をとる、という目的であればテクニックでも得点を向上させることができます。
今回はTOEICの主にリーディングパートで高得点をとるためのテクニックを紹介します。

私も初めのころは解き終わりませんでした。。
・TOEICで高得点を狙っている人
・リーディングパートが解けきれず悩んでいる人
・パートごとの時間短縮テクニックがわかる
・リーディングパートで高得点が狙える
★以下の記事ではTOEICのおすすめ問題集、参考書、ツールを紹介しています。合わせてご覧ください。
目次
TOEICの問題形式と時間
TOEICの公式ホームページによれば、TOEICの問題形式はリスニング、リーディングの2つにわかれており、それぞれ100問に対し、45分、75分と設定されています。
このうちリスニングは音声が順番に流れていき、それに合わせて解いていけばそれほど時間を気にすることはありません。
問題はリーディング。
一見、75分もあるので時間は余裕があるように感じられますが、実際には少しでも手が止まったら間に合いません。
TOEICはすべて選択式のマーク式なので、これかな、と思う選択でも正解可能です。
また、多くても4択なので、25%の確率で正解できます。
そのため、時間が足りずに最後までマークできないことは非常にもったいないことです。

問題数が多いので、体感時間はかなり短いです。
TOEICリーディングパートの問題形式
TOEICの公式ホームページによれば、リーディングパートはパート5~7の大問3つであり、それぞれ以下の形式となっています。
パート | 問題形式(すべて4択) | 問題数 |
5 | 短文穴埋め問題 | 30 |
6 | 長文穴埋め問題 | 16 |
7 | 1つの文書または複数の文書を読んで問いに答える問題 | 1つの文書:29 複数の文書:25 |
先述したように、TOEICのリーディングパートは75分で100問です。
すると、1問あたりにかけられる時間は
75×60/100=45秒
です。
しかし、後半のパート7の英文読解問題は時間がかかるので、パート5,6で使える時間はこれよりさらに短くなります。
そのため、リーディングパート全体での作戦としては、
パート5,6でできるだけ時間を貯金し、パート7で使える時間を増やす
ことです。
TOEIC各パートごとの時間短縮テクニック

ここからは各パートごとの問題形式に合わせた時間短縮テクニックを紹介します。
パート5の時間短縮テクニック
パート5は短文穴埋め問題です。
ここではできるだけ素早く解答し、後半の読解のための貯金作りが大切です。
わからない問題は諦める
文法問題は知らないと解けません。
そのため、わからずに悩んでいても時間だけが経過し、後半の問題を解く時間が減っていきます。
わからない場合はあきらめてこれだと思う選択肢をマークしてしまいましょう。
TOEICの文法問題は傾向が決まっているので、専用の問題集で勉強しておけばわからない問題はそれほど多くないはずです。
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考える時間のリミットを決める
文法問題であと一歩で答えが出る問題であれば、多少の時間を使って悩んでもよいです。
数秒で解ける問題もあると思いますので、それを考慮すると悩んでもよい時間は1問あたり最大でも1分でしょう。
パート6の時間短縮テクニック
パート6では長文の複数個所が空欄になっており、そこに入る語句を選ぶ形式です。
パート5の延長線にありますが、分量が増えることと、前後の文脈を考える必要のある問題もあり、意外と時間をロスしてしまうパートでもあります。
文章を読み通して解答する
パート6で注意したいのは、問題の部分だけ読んで答えようとしないことです。
単純な単語、文法の問題もありますが、前後のつながりを考える必要がある問題があるからです。
結局は文章を読むことになるので、初めから通して読んでいき、順番に設問に答えていくほうがロスが少ないです。
もちろん、その文章で聞かれている問題が全て解けた時点でそれ以上は読む必要はありません。
これも時間短縮になります。
パート7の時間短縮テクニック
パート7はTOEICリーディングパートの最大の難関で、大量の英文を素早く読んで設問に答えていく必要があります。
パート7では残り時間も少なくなってくるので、焦りも生じてきます。
確実に得点するためにも以下のテクニックを有効に活用してください。
先に問題→本文の順番で読む
長文読解問題では、先に問題の内容を確認してから本文の読解に入ります。
あらかじめ聞かれていることを頭に入れておけば、それにかかわる文章が出てきたときに素早く解答することができます。
また、問題によっては最後まで読まなくても全ての問題に解答できるものがあります。
こちらも、その文章の問題が全て解けた時点でそれ以上読む必要はありません。
難しいと感じたらいったん飛ばす
長文によっては非常にとっつきにくい内容のものが毎回何問か存在します。
そこで必要以上に粘って時間を消費してしまい、最後まで解けきれないということがないようにしなければなりません。
そのためには、
数行読んだところで難しい、わからないと感じたらいったん次の文章に進んでください。
確実に解けるものを先に片づけることが大切です。
ポスター、チラシ形式の問題を優先に解く
逆にとっつきやすい問題も存在します。
それは、
広告、お店のメニュー、ポスター、メール、LINEのようなチャットが題材の文章です。
これらは文章量が少ないうえに、難解な文章が少ないので比較的取り組みやすいです。
まずは全体を通してこのような形式の問題に優先的に着手することで、得点のこぼしがぐっと減ります。
ただし、設問を飛ばすことによってマークの位置も変わりますので、マークミスだけは気を付けてください。
時間内にすべてマークする
これはテクニックというよりは姿勢の問題ですが、
TOEIC800点未満の方々の多くはおそらく最後まで解けません。
解ききれないことを認めて、残り時間が数分になったら塗れていないマークを適当に塗りつぶすことを決めておいてください。
単純計算で25%で正解なので、4問に1問程度は正解できる可能性があります。
塗らなければ0%ですので、必ず全問塗りつぶすようにしましょう。
まとめ
今回はTOEICのリーディングパートでの時間短縮テクニックを紹介しました。
英語そのものの勉強も重要ですが、TOEICでは特に時間短縮が高得点のカギです。
本番に限らず、普段の予行練習でもこれらのテクニックを試してみてください。
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