みなさんこんにちは。

良いスコアを取るとどんなメリットがある?
こんな疑問を解決します。
TOEICのスコアは就活で使えるので学生に人気ですが、社会人にはもっと人気です。
なぜなら、TOEICを受けることで得られるメリットがたくさんあるからです。
この記事では私の経験も含めながら、TOEICを受けるメリットをはじめ、社会人におすすめの勉強方法を紹介します。
目次
社会人がTOEICを受けるメリット

さっそくですが、社会人がTOEICを受けることで得られるメリットを紹介します。
自分の英語力に自信が持てる
TOEICはスコアが点数で出るため、自分の英語力を数値で測ることができます。
高得点を取れれば数値が英語力を保証してくれるので、自分の英語力に自信を持つことができます。
昇進昇格に有利になる
多くの企業でTOEICの点数を昇進、昇格の条件として設定しています。
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English Innovation(https://english-innovations.com/1910/)より引用
仕事の評価は上司がするものであり、自分ではどうしようもできませんが、TOEICであれば自分の力だけで完結できます。
高い点数を取ればそのまま昇進、昇格に有利に働きます。
任される仕事の幅が広くなる
TOEICで高いスコアをとると、仕事の幅、特に海外関係の仕事の幅が広がります。
会社としても、英語力のある人に海外の仕事を任せたいので、自然と仕事が降ってきます。
ポイントは、多くの企業で海外の仕事はビジネスの中心となっていることが多く、注目度が高い案件が多いことです。
それに関わるだけでも、そうでない人よりも高評価をもらえる可能性が高いです。
結果として昇進、昇格にも影響するので、仕事の幅以上のメリットを得られます。
転職時にも有利になる
転職する際もTOEICの点数は役に立ちます。
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English Innovation(https://english-innovations.com/1910/)より引用
多くの企業で英語力のある人材を求めています。
英語力というと仕事の経験や英会話力も含まれますが、これらは数値で表せないため、転職先の企業も判断しにくいパラメータです。
しかし、TOEICであれば数字がすべてなので、基準として設定しやすく、英語力の判断基準としてよく使われます。
高スコアであれば、まずは英語のできる人材として評価してもらえます。
転職の際は730点以上を目指しましょう。
スコアを半永久的に使える
TOEICのスコアはほぼ半永久的に使えると考えています。
例えば、1度850点を取ってしまえば、850点の英語力の人と見られます。
そのあと、820点、800点を取ったところで評価はほぼ変わりません。
とったもの勝ちです。
長い社会人生活、こんなに都合の良いものはなかなかありません。
もちろん、点数を維持する努力もある程度は必要です。
数字で目標を立てられるのでモチベーションを維持しやすい
例えば、「英会話力を上げる」という目標を立てた場合、たいていはうまくいきません。
なぜなら、目標を達成したかどうかがわからないからです。
そうするとモチベーションがあがらず、結局うまくいかないのです。
TOEICは結果が点数で出るので、目標を設定しやすいです。
「目標まであと○○点足りない」という見方ができるので、あと○○点伸ばすためにはどうすればいいかなど、目標達成のために何をすべきか考えやすくなります。
すると、モチベーションを維持でき、途中でやめてしまう事態を避けられます。
特に時間が限られている社会人にとっては目標がはっきりしていたほうが続けやすいです。
定期的に受験できる
社会人になると学生の時よりも自由に使える時間は減ります。
そんななかでもTOEICは月1回の頻度で受けることができるので、忙しい社会人でも受けるチャンスがたくさんあります。
また、スコアが良くなかった場合でもすぐに次の試験を受けられるので、次の試験を待つ時間が少ないです。
英語は皆が学んでおり、ゼロからの勉強にならない
中学から高校までは義務教育で英語を勉強しますので、嫌でもある程度勉強した経験があるはずです。
そのため、まったく初めてのものを勉強するほど大変ではありません。
多くの人は勉強するというよりは、思い出す形になるかと思います。
時間がない社会人でも既に土台ができている英語は結果を出すまでの負担が少ないです。
マーク式なのでテクニックでも点を伸ばせる
TOEICはマーク式の試験です。実際、わかってなくても正解できます。
また、テクニックを知っているだけでもスコアアップができます。
それじゃあ本当の英語力ではないのでは?と思う方もいるかもしれません。
確かにその通りです。しかしTOEICでは点を取ることが最優先です。
点さえ取れればたくさんのメリットを享受できます。
点を取ってから英語力のことを考えても全然遅くないです。
短期間で結果を出せる
テクニックや短期集中で勉強することで、割と簡単にスコアアップができます。
昇進昇格の時が迫っている場合や限られた時間で成果を出さないといけない場合でも挽回できる余地が十分にあります。
自分がTOEICで800点以上取って経験したこと

私は学生時代に800点以上をとることができ、社会人になりましたが、働くうえでTOEICの点数は結構ついて回ることが分かりました。
段階別に紹介したいと思います。
総じてポジティブな出来事ばかりなので安心してください。
就職時の評価
エントリーシートにTOEICの点数を記入する項目がありましたが、ほぼすべての面接でネタになり、受けは良かったです。
また、海外の仕事もできますアピールができるので、自己PRでも効力を発揮しました。
入社後
入社した段階から「英語ができる人」というレッテルを張られました。
実際に英会話ができるわけではないですが、期待されるだけでも仕事へのモチベーションが上がりました。
初期のころから英語を使う仕事にかかわったりもしました。
ただし、英会話もできると思われがちで、プレッシャーに感じることもありました。
その後
海外にかかわる仕事をやっています。
これからは海外赴任の機会もあるかもしれません。
メリットで書いた仕事の幅が広がるというメリットがまさに現実になっていると思います。
TOEICを受験するうえで気を付けること

TOEICは受験するメリットばかりですが、いくつか気を付けることもあります。
英会話と日常英語は別で勉強が必要
TOEICは英語の読み聞きの試験なので、話すということに重点を置いていません。
だから、「TOEICの点が高いと英会話ができる」は別物です。
ただし、TOEICが高ければ正しい英語を理解しているということなので、英会話も伸びやすいです。
あくまでTOEICと英会話は別物と考えてください。
また、TOEICはビジネス英語がメインです。
そのため、仕事では役に立つかもしれませんが、日常会話で出てくる英語はあまり学べません。
もっとも、ビジネス英語ができれば日常英語は問題なくできるので、そんなに問題はないかもしれません。
受験費用が掛かる
TOEIC受験には受験料がかかります。
現在(2021/7)ですと、試験1回あたり6490円(税込み)です。
数を受けるとなると決して安い金額ではありませんが、高得点をとればかけた費用以上のメリットがあります。
社会人向けのTOEICの勉強方法のコツ

勉強を習慣化してコツコツ継続する
社会人では短期間でまとまった時間勉強することはなかなか難しいです。
そして、英語はとにかく継続が大切です。
そのため、1日当たりの時間は短くてもよいのでTOEICの勉強を習慣化してください。
例えば、1日に30分はTOEICの勉強に充てるなどです。
TOEICは勉強すればするほど点数が伸びます。
もちろんテクニックを駆使すれば短期間でスコアを伸ばすこともできますが、やはり限度があります。
スキマ時間に勉強する
TOEICはスキマ時間での勉強と相性が良いです。
TOEICではパートごとに問題形式が異なるので、パートごとで区切ることでスキマ時間での勉強と相性が良くなります。
例えば、TOEICでは文法問題が出ますが、1問あたりの時間が短いので休憩時間などに問題を解くこともできます。
リスニング系も移動時間などに聞くことができますよね。
TOEICの勉強におすすめの教材は?

TOEICの勉強におすすめの教材は、だれにでも当てはまるものはありません。
大切なのは自分のレベルにあった教材を選ぶことです。
以下の記事では得点ごと、形式ごとにおすすめの教材をまとめていますので、合わせてご覧ください。
まとめ:まずは受験してみましょう

この記事では、社会人がTOEICを受けるメリットを中心に説明しました。
自分でも驚きですが、メリットがかなりありますね。受けないのはもったいないです。
一発勝負の試験ではなく、ダメだったら次受ければいいので、やったらやった分だけメリットを享受できますよ。
英会話は別で習得する必要がありますが、気軽に受けられる資格試験の中では圧倒的なコスパだと思います。
この機会にぜひ受験してみてはいかがでしょうか。
今回は以上です。
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