みなさんこんにちは。

就活でTOEICって必要?
何点あればよい?
本日は就職活動でのTOEICの必要性について説明します。
就職、転職活動で何かと関わることの多いTOEIC。
TOEICの点数は求められたり求められなかったりで、TOEICが就職活動にどのように影響しているのかよくわからない部分も多いはずです。
今回はTOEICが就職活動において必要なのか、ということを中心に、得点が高いメリットや得点ごとの企業の評価について紹介したいと思います。
目次
結論:TOEICが必要かは企業や業界による。ただしあって損はない
TOEICが必要かどうかは選考を受ける企業や業界次第です。
要するに、英語を使ったり海外との取引が多い企業、業界ほど必要とされます。
ただし、現代社会では国内だけの仕事や取引をしているところは少なくなってきました。どのような企業でも海外とのやり取りは避けられないものとなりつつあります。
そういう意味では、どのような業界を目指すにしてもTOEICの点数は持っていたほうが安心です。
また、エントリーシートでTOEICの点数欄がある場合も業界問わず「必要とされる」と考えてください。
海外との取引が多い業界
実際に英語を使ったり海外との取引が多い業界を紹介します。
ここで紹介していない業界でも、仕事上英語を使ったり、海外と取引をする場合が当然あります。
自分が目指す業界がどのような性質の仕事をするのか考えると必要かどうかがわかってきます。
商社
特に規模の大きい総合商社などでは、もはや国の違いなど関係なく世界中で働くことが通常です。
英語ができるとよいというよりは、できないと困る業界ですので、TOEICの高得点は必須です。
TOEICは勿論、英会話もできて当たり前の世界です。
航空業界
こちらの業界も海外を行き来することが多くなるので、おのずと海外とのやり取りが多くなります。
旅客に限らず、空港での物流などでも英語にかかわる機会がたくさんありますよ。
メーカー
日本の工場で製品を作っていても、その部品すべてが日本製、なんてことは今の時代ほぼありません。
世界中の企業から部品を購入しています。
そのため、購買や交渉事で海外とのやり取りは頻繁に発生します。
TOEICの点数が高いメリット

私が選考時から現在に至るまで、TOEICで高得点を取るとこのような点でメリットがある、あったということを紹介します。
選考でアピールできる
これはまず第一に浮かびますね。
やはり英語ができる人材は人目置かれます。
TOEICで高得点をとっていることでまず初めに享受できるメリットです。
ただしTOEICでは点数次第でアピールできる、できないの境界があります。詳しくは以降で説明します。
入社時点で英語ができる人扱いされる
選考の面接官と実際の職場に配属されて一緒に働く人は全く異なります。
新入社員、中途入社で来た人がどんな人か、職場の人たちはみな気になるものです。
その中でTOEICの点数が高いと「あの新人はすごいかもしれない」と働く前から少し下駄をはかせてもらえます。
もちろん、実際の評価は仕事っぷりで評価されるわけですが、なんだかんだ第一印象は残ります。
TOEICの高得点は初めにいい印象を与えられるアイテムの一つです。
グローバルなプロジェクトを任されるキッカケになる
そして入社時点で英語力を評価される人に次に待っているメリットは、グローバルなプロジェクトを任されるキッカケです。
これはすぐに任されるわけではありませんが、英語力を求められるプロジェクトで誰をアサイン(担当とする)するか上司が考えたときに、英語ができる印象が残っていればきっと名前が挙がることでしょう。
たいがいこのようなプロジェクトは難易度が高いため、仮にリーダーでなくても、そのプロジェクトに参加していた、ということが高評価、実績につながります。
また、海外駐在の候補としても名前が挙がりやすくなります。
このようにTOEICで高得点をとることは、選考時よりもむしろ働き始めてからのほうがその恩恵を受けられます。
点数ごとの評価
続いて、TOEICの点数に対する企業の評価を紹介します。
なお、これはあくまで目安であり、絶対ではありませんのでご注意ください。
600点未満は点数UPに集中
残念ながらあまり積極的にアピールしない方が良いです。
聞かれた場合は仕方ありませんが、基本は600点以上が評価されるものと考えてください。
このブログでは英語の勉強を始め、TOEICの勉強法やテクニックも紹介していますので、是非合わせてご覧ください。
600-730点は書くと評価される
このクラスではアピール材料として使用できると思います。
しかし、このクラスの点数は母集団が大きいので、ライバルも多いです。
TOEICの他にアピールできる要素が必要です。
730点が一つの壁
なぜ730点か?
これは多くの企業で昇進や昇格のためのTOEICの基準点数が730点とされていることが多いからです。
入社時点で昇進など関係ないのではと思われるかもしれません。
しかし、この時点で730点以上あれば、入社してからもこの点数以上をとれる可能性が十分あります。
なにより、会社側から昇進させられる候補の一人としてみなされます。
これは非常に重要なことです。そういうわけで、730点は一つの壁となるわけです。
800点以上は「英語できる人」扱い
800点以上あれば文句なしに十分アピールができます。
国内の大手企業でも高く評価されます。
さらに900点以上あれば外資系企業でもアピールできるレベルになります。
TOEICで企業が見るのは英語力(点数)だけではない
TOEICの点数で大体の英語力は企業側もわかりますが、目的はそれだけではありません。
試験を受ける積極性、高得点をとるための学習や継続する努力も見ているのです。
そのため、TOEICをアピール場では、どのようにして結果を出してきたかをアピールできるとなおよいですね。
まとめ
今回は就活でTOEICの点数は必要かについて紹介しました。
グローバル化が進む中で、英語力は幅広い企業で求められます。
そのなかでも気軽に受験できるTOEICで自分の英語力を試してみてください。
最近のコメント