みなさんこんにちは。

OB訪問ってよく聞くけど、どうなの?
今回は就職活動におけるOB訪問のメリット、方法を紹介します。
私も学生時代にOB訪問をしました。その経験談も交えながら紹介していきます。
目次
OB訪問とは

OB訪問とは、
就職活動において、興味のある企業で働いているOBを訪ね(会い)、仕事や生活の話を聞くことです。
一見、良く行われている説明会やセミナーと同じような内容ですが、その内容の親近感が異なります。
結論:OB訪問は絶対にやった方が良い
私も学生時代にOB訪問をしましたが、やって損をしたことはありませんでした。
むしろ絶対に活用すべきです。
より具体的な話が聞けたりして、就職活動の参考になりました。
以降でOB訪問のメリットを、私の経験談を交えながら紹介したいと思います。
OB訪問のメリット
通常の説明会よりも詳細な話が聞ける
通常の説明会では多数の学生がいるため、ふわっとした情報までしか得られないことが多いです。
OB訪問では基本1:1であり、時間的な余裕もあることから、かなり踏み込んだ話をすることができます。
これまでお会いしたOBの方々に共通していたことは、
先輩としても正しい事実を知ってほしいと思っているということです。
もちろん説明会も正しいことを言っていますが、実際の職場はどうなのか、その人がリアルに感じたことを話してくれます。
これが説明会との大きな違いです。
また、実際の仕事、いい点、悪い点、待遇、福利厚生、雰囲気など、多数の人がいる場所では話しにくい内容も話すチャンスです。
このような質問をしないとむしろOB訪問の意味がありません。
例えば、会社としては残業が少ない方だが、実際にあった人は終電まで仕事をすることもあるという話も聞くことができました。
入社してからこんなはずではなかった、、となるのは嫌ですよね。
OB訪問での質問は以下の記事も参考になりますので、ぜひご覧ください。
1:1だから聞き放題
説明会では質疑応答の時間は決まっており、挙手して、、という流れが一般的です。
OB訪問では1:1なので、相手の方の時間が許す限り質問し放題です。
OBの方の予定や性格にもよりますが、話が盛り上がると1,2時間たってしまうことも。
それだけ後輩に会社のことをよく知ってもらいたいという思いがあるのだと思います。
OBなので堅苦しくない
学生-社会人の関係であっても、見方を変えれば先輩、後輩です。
OBの方も、自分が就職活動をしていたころを思い出しながら話してくれます。
もちろん礼儀は大切ですが、面接のようにかしこまる必要はありません。
OB訪問の方法
OB訪問の一般的な流れは、
- 連絡先を手に入れる
- OB訪問したい旨を連絡し、日時や場所を調整する
- 面談実施後、お礼をして終了
という流れです。
ここで一番難しいのは連絡先を手に入れることです。
最近ではプライバシーの問題もあり、気軽に連絡先が手に入るとは限りません。
そこで、以下の方法で連絡先を入手することができます。
同窓会名簿で見つける
私が利用した方法です。
OBの方の氏名や就職先が記載された冊子があったので、そこから連絡を始めました。
ただし、大学によっては情報の開示範囲が違うため、必ず情報があるとは限りません。
大学の就職課に相談する
就職課にOB訪問をしたいので連絡先を知りたいという旨を伝えてみましょう。
制限はあるかもしれませんが、その学部、学科から比較的多くの人が就職する企業は紹介してもらいやすいです。
研究室、ゼミやサークルのコネで紹介してもらう
いわゆるコネです。
研究室やゼミの先輩を教授に紹介してもらいましょう。
ただし、教授との信頼関係は大切にするように。普段からサボっていると紹介してくれないかも、、、しれません。
サークルのコネを使う手もあります。
サークルであれば、様々な学部、学科の人が集まっているので、幅広い業界の人を紹介してもらえる可能性が高いです。
エントリー後に企業側から誘われる場合も
企業によってはエントリー後に、企業側からOB訪問しませんか、という連絡が来ることがあります。
こちらも有効ですが、学生の志望度調査を兼ねている場合があるので言動には十分注意してください。
基本的には自分から訪問をするのが私の考えるOB訪問です。
OB訪問の注意点
OBの方に時間を割いてもらって会うわけですから、最低限のマナーは必要です。
たとえOBが選考に関与しておらず、運よくその企業に入社できたとしても、OBからの印象が悪いと入社後何かと肩身の狭い思いをします。
イメージというものは思った以上に速く組織に浸透してしまいます。
このようなことがないように、マナーはしっかりと守りましょう。
態度・身だしなみ
基本はスーツが無難。
私服でもいいよ、といってくれる方もいるかもしれませんが、あなたの私服が相手の考える私服の常識を超える可能性もあります。
そのため、男女関係なくスーツが無難です。
そしてこれはOB訪問に限りませんが、あいさつや終了後のお礼(電話がベスト)は必ずしてください。言葉使いも大切です。
人選びのポイント:できるだけ中堅の人を選ぶとよい
私が当時OB訪問をした際に良いと考えたことは、
できるだけ中堅の人を選ぶということです。
入社間もない方だとフレンドリーだが仕事の内容をあまり知らない可能性が高いです。
逆に年配すぎると緊張もするし、やっている仕事がマネジメントの割合が多くなり、実際に聞きたい仕事の内容ではない可能性があります。
おすすめは入社5年-10年くらいの方。
入社してからの仕事の様子を最も詳しく説明できるクラスです。
まとめ
今回は就職活動におけるOB訪問のメリットを紹介しました。
実際にやってみると、知らなかった仕事や生活の話を聞くことができ、メリットがたくさんあります。
手間はかかりますが、それに勝るメリットがありますので、ぜひ活用してください。
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