みなさんこんにちは。

暗記が苦手だ、全然覚えられない
こんな悩みを持つ方に読んでいただきたい記事です。
本番で覚えた問題が出たけれども、答えが思い出せない、忘れてしまった。。覚えていれば答えられていたのに!
こんな経験よくありますよね。
もしかしたらそれは暗記に対する考え方が間違っているからかもしれませんよ。
正しいやり方なら暗記はできる!
本日は暗記ができない理由、効率の良い暗記方法を具体例を交えて紹介します。
目次
暗記ができない理由は

1回で覚えようとするから
残念ながら暗記は1回ではできません。
何回も繰り返すことで徐々に覚えることができます。
ごくまれに見たもの聞いたものを1回で覚えられる天才がいますが、私を含む99.9%の人はできないのであきらめましょう。
やり方が単調だから
例えば英単語を覚える場合なら、ひたすら単語を書き出している人はいませんか?
やり方が単調だと暗記の効率は上がりません。
単調な作業では記憶に残りづらいからです。
このやり方、実はラクなんですよね。だからこのようにやってしまいがち。
しかし、暗記の効率という意味では良くありません。
やり方が単調な例
丸暗記しようとするから
覚えるものの意味を理解せずに覚えるのはかなり難しいです。
とにかく頭に残らない。そしてなによりつまらないです。
丸暗記の例
完璧に覚えようとするから
完璧に覚えなければと自分にプレッシャーをかけてしまうことで、暗記に対するハードルが高くなり挫折しやすいです。
解決策:効率の良い暗記方法

それでは、効率よく暗記するためにはどのようにすればよいか。
効率的な暗記方法を具体例を交えて紹介します。
五感を使う
単調なやり方の逆です。
五感を使うことで、記憶が定着しやすくなります。
五感を使った暗記の例
アウトプットする

暗記はインプット(覚えること)とアウトプットをセットでやるべきです。
アウトプットすることは記憶の確認だけでなく、記憶の定着につながります。
アウトプットする例
繰り返し覚える:記憶の重ね塗り

残念ながら人間はロボットではないので、覚えたことを忘れてしまいます。
しかしそれを認めないと逆効果です。忘れてもいいんだ、という気持ちが大切です。
エビングハウスの忘却曲線という理論があります。
忘却曲線(ぼうきゃくきょくせん)は、記憶の中でも特に中期記憶(長期記憶)の忘却を表す曲線。特に心理学者のヘルマン・エビングハウスによるものが有名である。
Wikipedia
人の脳は1度勉強したことを1時間後には56%忘れ、1日後には74%、さらに1週間後には77%、1カ月後には79%を忘れるとされています。
新日本速読研究会(https://www.unou-jp.com/brain-3/)
人間は一度記憶しただけではすぐに忘れてしまいます。
しかし、忘れる前に再度覚えることで徐々に忘れる時間が長くなる=記憶が定着します。
これを長期記憶と呼びます。
つまり、同じ内容を繰り返し覚える=記憶の重ね塗りが非常に有効なのです。


上の図の青線が「重ね塗り」のイメージです。
1度で覚えようとしないで、同じ内容を重ね塗りをしていく要領で繰り返し覚えていくことで記憶の定着ができます。
記憶の重ね塗りの方法の例
- 1日目に10単語覚える
- 2日目は1日目の単語+10単語覚える(1日目の重ね塗り)
- 3日目は2日目の単語+10単語覚える(2日目の重ね塗り)
・・・7日目は1日目に覚えた単語で、覚えていないものを再度覚える(1日目の重ね塗り)
まとめ
今回は暗記ができない理由と効率的な暗記の方法を紹介しました。
暗記は根気が必要な作業ですが、正しいやり方をすれば必ず覚えることができます。
本記事で紹介した内容をぜひ試してみてください。
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