工場勤務だと給料がなかなか上がらない理由とは?【解決策も紹介】

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みなさんこんにちは。

なべっち
なべっち
工場勤務なんだけど、給料がなかなか上がらない、、

こんな疑問にお答えします。

私も製造業の枠組みに入る企業に所属しており、工場で働いている人もたくさんいます。

 

工場勤務であるあるなのが、「単純労働でつまらない」ということですが、それ以外にも「なかなか給料が上がらない」ということがあります。

これは工場で働く人に共通することですが、特に高卒の方や工場の現業部門で働く方がよく悩んでいる問題かと思います。

この記事では、なぜ工場勤務では給料がなかなか上がらないか、そして学歴関係なく、給料を上げるためにはどんなことをすればよいかを紹介します。

工場勤務だと給料がなかなか上がらない理由

工場勤務だと給料がなかなか上がらない理由

工場勤務では給料が上がらない理由はいくつかあります。

工場勤務特有の問題、業界的な問題それぞれ紹介します。

単純労働だから

よくイメージされるのが「工場の仕事=ラインで延々と同じ作業をする」ということです。

工場での仕事はこれ以外にもたくさんあるのですが、同じ作業を延々とするような仕事、つまり単純労働は誰でもできる仕事とみなされ、給料が低く抑えられてしまいます。

年功序列が根強く残っているから

製造業あるあるが、年功序列です。

最近のIT企業、ベンチャー企業のように、実力主義で上を目指していくというよりは、みんな横並びで年齢、勤続を重ねるごとに給料が上がっていきます。

皆が横並びで上がっていくため、給料の上り幅は小さいです。

この制度では特に20代~30代の若い段階では昇給幅が小さく、何年たっても手取りがほとんど増えない、、という状況になってしまいます。

私もまさに同じ状況です・・

給与テーブルが低い会社だから

そもそも所属している会社の給与テーブルが低い場合もあります。

大体の企業は○○歳で基本給○○円、○○職で基本給○○円ということが規定されています。

その値が低ければどう頑張ろうとその金額よりもとびぬけることはないわけです。

特に製造業の場合は従業員数も多く、景気に左右されやすい業界です。

そのため、金額がほかの業界(金融、商社など)に比べて低い場合が多いです。

利益率の良くない会社、業界だから

儲けている会社、業界ほど昇給額やボーナスの額が増えます。

利益率の低い企業だと、儲けを社員に還元できないため、昇給額が低く抑えられてしまいます。

製造業は物を作って売るための原価が高いため、ITなど原価が低い業界と比べるとどうしても利益率は低くなってしまいます。

そんな厳しい製造業でも、

  • 化学系
  • 製薬系
  • 自動車系
  • ロボット系(生産ロボットなど)

 

は利益率が高い傾向があります。

転職を考える際はこれらの業界がおすすめです。

工場勤務の人が給料を上げる方法

工場勤務の人が給料を上げる方法

それでは、工場勤務の人が給料を上げるためにはどうすればよいでしょうか?

方法はいくつかあるので安心してください。

ひとつずつ紹介していきます。

残業、夜勤で稼ぐ

工場勤務の人に限りませんが、残業をすれば残業代でそれなりの額をもらうことができます。

ただしそれなりに体力、時間を消費するということと、残業がどの程度認められるかは所属企業、部署によるので自分でコントロールすることが難しいことがネックです。

また、工場勤務特有の働き方として夜勤があります。

自動車工場などは昼勤、夜勤の人がいて交代で24時間稼働し続けています。

夜勤では夜勤手当が加算されるので、同じ時間昼に働くよりも給料がかなり多くなります。

しかし、夜中に働くのはかなり体力的に厳しいです。眠くもなります。年齢が高いほどしんどくなります。

生活バランスも崩れてしまうので正直長期間やるものではないと思います。

期間限定でお金が欲しい、という場合はありですね。

スキルを身につける

特定のスキルを磨くことでその道のスペシャリストになると、資格手当がついたりするので、給料を上げることができます。

また、スキルを磨く=評価が上がるので、次に説明する役職に就くチャンスも増えます。

さらに、そのスキルを活かして転職することだってできますね。

スキルを身に着けるためには経験の積み重ねが大切なので、今の仕事が気に入っている人はスキルを磨くことに集中するのもよいですね。

役職に就く(昇格する)

工場勤務でも、評価が高ければ役職がついたり、現場の管理職になることができます。

そうすればまとまった額の昇給が期待できますが、ここで注意したいのが企業の昇進規定です。

現業職でも管理職になれるルートがあるのかないのか確認してみてください。

なければこの方法は成立しません。

転職する

給料アップに手取り早いのが転職です。

転職する場合は利益率の高い業界、企業へ転職することが必須です。

身に着けたスキルをアピールできれば、多くの企業から引く手あまたになります。

企業選びの際は利益率だけでなく、給与テーブルや管理職になれるルートがあるかないかも要確認です。

このあたりは一人で情報収取するのはしんどいので転職エージェントの利用がおススメです。

求人探しや履歴書、面接対策だけでなく、企業の給与テーブルの情報ももらえるので、内部情報を確認してから転職ができます。

おすすめのエージェントは以下2社です。

詳細は下記リンクから確認してみてください(利用は無料です)。

リクルートエージェント:業界最大手。実績が豊富なので初めての方でも安心

DODA:こちらも大手エージェント。IT、メーカー系に強いので工場勤務のひとにおすすめ

 

エージェントについてもう少し詳しく知りたい方は、【初めての人必見】初心者おすすめの転職エージェント2社を紹介でまとめていますので、こちらもご覧ください。

大学へ行く(高卒の方)

20代前半くらいで高卒の方は、大学へ行って学歴を手に入れることも方法の一つです。

なぜなら、給与テーブルは大卒、高卒で分かれていることが多いからです。

また、大卒が応募条件になっている企業も多いので、企業選びの選択肢も広がります。

入試を突破しなければいけないことと、4年分の生活費、学費といったお金のことを考える必要がありますが、チャレンジして損はありません。

まとめ:工場勤務でも給料を上げるチャンスはある!

まとめ:工場勤務でも給料を上げるチャンスはある!

この記事では、なぜ工場勤務では給料がなかなか上がらないか、そして学歴関係なく、給料を上げるためにはどんなことをすればよいかを紹介しました。

工場勤務でも、企業選びと働き方で給料を上げるチャンスがあります。

諦めるのはまだ早いです。

方法はいくつかあるので、「これなら行けそう」と思った方法で給料アップにチャレンジしてみてください。

今回は以上です。