皆さんこんにちは。
前回の記事では、どんな問題を解けばよいかを説明しました。
今回は問題を解いていくうえで、参考書と問題集をどのような基準で選べばよいかを説明します。
・参考書、問題集の選び方がわからない人
・同じような参考書、問題集を複数買っている人
・参考書、問題集の選び方がわかる
・自分に合った参考書、問題集を選ぶことができる
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目次
参考書の選び方
本屋に行っても参考書はたくさんあるため、どれがよいかを選ぶのは難しいです。
一つずつ中身を確認していっても、なかなかぴんと来ないことが多いと思います。
その中で、使いやすい参考書を選ぶために重要なことは「図や実例が豊富」なものです。

本屋に行くと、同じような参考書が並んでいますね。
参考書は図や実例が豊富なものを選ぶ
参考書の中身というのは、正直どれをとっても大差ないと思います。そのなかでも図や例が豊富なものを選ぶことが重要です。
それは、図による説明だったり、実際の例があることで、文章だけの場合と比べて頭に定着しやすくなるからです。
例えば地理の参考書であれば、地図や表、グラフなど、理科なら実験の図や分子、原子の図などが豊富に掲載されているものです。
英語ならば、例文(実際の使用例)が豊富である、といったところです。
また、このような参考書は文章ばかりのものに比べて飽きにくい=長続きすることも利点です。
適度に眺めていられる参考書が理想です。
参考書は必要最小限にする
買った参考書に飽きてしまい、あるいは向いていないと判断して、同じような内容の参考書を買ってしまったことはありませんか?
私自身も選び方がわからない時期は、同じような本を買ってしまい、もったいない思いをしました。
初めに説明しましたが、参考書の内容自体は大差ありません。
だからこそ、上記の選び方を参考にして、
自分にあった参考書を1冊選ぶことが
重要です。
問題集の選び方
続いて問題集を選ぶ基準を説明します。
問題集の選び方で重要なことは2つです。
それは、
「解説が詳しい」こと、
「問題数が豊富」なことです。
解説が詳しい問題集を選ぶ理由
例えば数学でいえば、各問題の解答が数字だけではなく、その答えに至るまでの過程が省略されずに書かれているものです。
これは物理、化学、英語などすべての科目で共通しています。
問題を詰め込むあまり、肝心な解説が割愛されてしまう問題集もあります。
これでは、自分がなぜ間違ったのか、正解したとしても、そこに至るまでの考え方が正しいかを確認することができません。
そのため、せっかく問題を解いても次につながりません。これではなかなか結果がついてきません。
各科目の「解説が詳しい」状態を見つける方法
以下に各科目ごとに解説が詳しい問題集を選ぶための方法を示します。
このような問題集が「解説が詳しい」状態といえます。
- 国語・・・答えが問題文のどこを読むとわかるかが明確になっている。
- 数学・・・答えに至るまでの過程が省略せず書かれている。複数の解答方法が紹介されている。
- 理科・・・答えに至るまでの過程が省略せず書かれている。図やイメージによる解説が多い。
- 英語・・・答えがどこを読むとわかるかが明確になっている。別の表現や構文を紹介している。
- 社会・・・答えを選ぶ根拠となるデータが豊富(グラフや地図、年表など)。
多くの問題が解ける問題集を選ぶ
「量より質」とよく言われますが、それは正しいです。
しかし、これはある程度の経験値を積んだうえでは「正しい」ものと私は考えます。
勉強を始めたばかりの単元や、なじみのない分野を勉強する場合は、まずは「量」が大切です。
問題数が多いと本は分厚くなり、嫌な気持になるかもしれませんが、それをやり切った時の達成感は計り知れません。ぜひトライしてみてください。
友達の参考書、問題集を確認することも大切
進学校であったり、そうでなくても受験シーズンに入ると、「参考書/問題集トーク」なるものが発生します。
これを有効に使いましょう。友達がどんなものを使用しているか教えてもらいましょう。
レベルや適性の差はありますが、よい参考書、問題集は多くの人が持っている可能性が高いです。

高校の頃にとある有名な化学の参考書がありましたが、クラスの人のほとんどが持っていてなかなか異質な光景でした。
まとめ
今回は参考書と問題集の選び方を説明しました。
いままでお店の本棚の前で悩んでいた方が、明確な基準をもって自分に合った1冊を選ぶことができるようになれば幸いです。
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